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裸がユニフォーム アッパッチ野球軍

 本日は花登筺・梅本さちお両先生「アッパッチ野球軍」です。原作版全6巻、アニメ版DVDBOX共にプレミア商品である上に、BS等の放送も現在されておらず、かなり視聴困難な作品となっております。今のところ、電子版もなく、2005年に復刻したペーパーバック版も現在絶版です。

 ストーリーはかつての高校球児・堂島剛が過疎の村で猛者たちに野球を教えるというものなのですが、野球にまつわるエピソードより、様々な人間模様を描いたエピソードが際立つ社会派ドラマに仕上がっております。

 これが如実に表れているのが表題の「裸がユニフォーム」です。これはアニメ版の主題歌の一節なのですが、何故、「裸がユニフォーム」になってしまったのか? その経緯が非常に面白く秀逸なのでご紹介します。

 アニメ版第7話「誘惑の町」で、野球道具を買うために大金を持って町に繰り出したアッパッチのメンバー、材木とモンキー。二人は町の物珍しいものにひかれ、その誘惑に負けて預かってきたお金を使ってしまいます。それで野球道具が買えなくなってしまい「裸がユニフォーム」になってしまうのでした。

 なんか、大事なお金をくだらないものに使ってしまった経験て、以外と自分にもあったような気がします。他にも、安いものを町で仕入れてきて、それを村で高く売る商人が出てきたり、野球漫画が好きでない人が見ても絶対に楽しめる作品でした。こんな素晴らしい作品が簡単に見れないなんて、残念で仕方ありません。今回の記事でこの作品の雰囲気だけでも楽しんでいただけたなら幸いです。

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