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うらみはらさでおくべきか!!

 今回ご紹介する作品は藤子不二雄Ⓐ先生「魔太郎がくる!!」です。漫画というのはカテゴリーというものがあって、例えば医師を扱ったものであるとか様々な作者が同じテーマをモチーフに作品を書いております。しかしながらこの「魔太郎がくる!!」に関しては全く同じコンセプトでかかれた作品というのが他に存在しないのではないかと思います。  典型的ないじめられっ子「浦見魔太郎」がうらみ念法を使っていじめっ子達に夜な夜な恨みを晴らすというストーリーなのですが、その復讐の方法が残忍すぎて書き直されたり欠番となった回がかなり存在します。よって現在刊行されている単行本その他では中々連載当時のテイストを味わうことが難しい状態です。

 この「魔太郎がくる!!」も漫画ファンにとっては超メジャーな作品であるため、ネット上でも取り上げていらっしゃる方が多いのですが、私はちょっと違った角度からこの作品を考察したいと思います。

 この作品、テーマ通りかなりの悪列な「いじめっ子」が登場し、そいつらに復讐するという魔太郎の気持ちはよくわかるのですが、物語の中には、むしろ魔太郎の方が悪く、これちょっとおかしいんじゃないかなと思う回が何話か存在します。

 例えば電子版5巻に収録されている「恐怖!! 応援ダイコ」の冒頭の部分。魔太郎が駅のホームで誤って応援団の太鼓を倒してしまうのですが、そのまま黙って行ってしまいます。たとえわざとじゃなかったとしても、一言謝べきなのではないでしょうか。

 電子版4巻に収録されている「恐怖のサングラス団」では道に落ちていたサングラスをかけた魔太郎が自分よりおとなしそうな子を脅かすというシーンがあります。イタズラだったようですが、これもよくないと思う。

 ガールフレンドの南由紀子と仲良くした同級生をヤキモチで呪ったり、向かいに住む切人(魔力を持つ幼児)に復讐する時だけはやたらとぬるかったりとつっこみどころ満載です。

 しかし、全体としては面白く漫画史上唯一無二の作品だと思うので読んで損はないと思います。一番オリジナル感に浸りたい方にはちょっと値段が張りますが中古本の「少年チャンピオンコミックス・旧版」(藤子不二雄Ⓐではなく「藤子不二雄」名義のもの)がお勧めです。ちょっとでも作品世界を堪能したいのであれば現行の単行本や電子版で大丈夫だと思います。

 こんな昔の作品が今でも人気なのは、やっぱり魔太郎が「うらみ念法」を使っているからなんでしょうかねえ…。

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