pickup
主役より適役がカッコいい? 「男組」

 今回は1974年から1979年まで週刊少年サンデー誌上に連載されていた雁屋哲・池上遼一両先生「男組」です。

 バックに強大な権力を抱える高校生・神竜剛次は恐怖と暴力で星雲学園を支配し、悪の限りを尽くしていました。神竜の権力の前になすすべもない校長は関東少年刑務所から父親殺しの罪状を持つ流全次郎を招へいし、彼に打倒神竜を依頼します。毒をもって毒を制する的な発想ですがスタンス的には流が学園を守る正義、神竜が悪という形で物語は進んでいきます。

 子供の頃私はストーリーがどうのこうのと言うよりも、主人公・流の風貌がカッコ良かったのでこの漫画を愛読していました。大体こんなものかとこの漫画の愛読を途中でやめてしまったのですが、数年後に、やはりこの作品を愛読していた友人から「途中でストーリー展開が変わる」という事実を聞かされ、愛読を再開したのでした。

 中盤以降、この流と神竜の戦いに加え、戦後の日本を影で支配してきたという「影の総理」なる人物が登場し、三つ巴の戦いとなり壮大なスケールのドラマと発展するのですが、この辺りから、悪役だった神竜、彼の方が主役なのかな? と思っちゃったりもしました。神竜がそれぐらい物語の重要なポジションに立ってくるんですね。もちろん、主役の流に義はありカッコいいんですけど、何て言うか、「悪のヒーロー」とでも言うのか、神竜、中々、カッコいいんですねえ。ネタバレになってしまうので具体的にどうしてかは控えさせていただきますが、この中盤以降の「男組」マジで面白いです。先が気になって途中でやめられなくなったことが何度もありました。「影の総理」にシルエットがかけられていて、どんな顔なのかな? と思ったり、予想ができない展開が続くため、いったん読みだしたら止められなくなる状態になってしまいます。

 この「男組」ですが、私の知りうる限り、「サンデーコミックス版」「スーパービジュアルコミックス版」「小学館文庫版」「マイファーストワイド版(コンビニ本)」「マイファーストビッグ版(コンビニ本)」と5種類あり、価格も全巻セットでかなりリーズナブルです。ただし、コンビニ本の「マイファーストワイド版」が中々、市場に出回らないため、結構、このバージョンはレアなのかもしれません。もちろん電子版もございます。是非是非読んでみてください。

「男組」販売サイトはこちらをクリック!!

漫画を買うなら漫画全巻ドットコム!

「男組」電子版サイトはこちらをクリック!!

人気の漫画が32000冊以上読み放題【スキマ】

おすすめの記事