
皆さん、こんにちは。本日のツッパリ系漫画は(満を持して)きうちかずひろ先生の「ビー・バップ・ハイスクール」を取り上げたいと思います。この作品に関しては細かいエピソードをご紹介するよりも、もっともっと語らせていただきたいことが山のようにございまして、全2回に分けて、その魅力をお伝え出来ればと考えております。第1部である今回はビーバップがどれほど偉大な作品であるかをその背景から紐解いていきたいと思います。
現在、巷には様々なコミック雑誌が乱立しておりますが、発行部数、人気作品の数、おそらくどれをとっても「少年ジャンプ」が首位を独走していることは間違いないことだと思います。しかしながら、この少年ジャンプが創刊された1968年、「マガジン」「サンデー」「チャンピオン」「キング」という各少年誌が幅を利かせ、一番、新しかったジャンプは著名な漫画家先生の作品を掲載できない状態にありました。そこで、大胆に新人作家先生たちの作品をメインにフレッシュさで勝負に出たところ、見事これがあたり、現在の日本一の漫画雑誌としての地位の礎を築いたと聞いております。
つまり、これって下剋上みたいなものですよね。筆者にはジャンプの快進撃が始まる前は少年マガジンが相当、強かった印象があります。「あしたのジョー」「巨人の星」「タイガーマスク」「天才バカボン」「デビルマン」など、歴史的名作が目白押しだったのです。それが、いつの間にかジャンプの人気に押され、マガジンは王座の冠を奪われてしまったかのようでした。
ビーバップが我々の前に登場した1983年はまさにそんな時代だったのです。漫画雑誌の王者として君臨するジャンプは他誌の追随を中々、許しません。ところがある日、そんな覇者ジャンプがマガジンからまさかの強烈なアッパーカットを食らうのです。ジャンプの作品群が目を見張るような怪物漫画がヤング・マガジンに登場したのです。これまで誰も読んだことがない斬新なストーリー、作者の天才的かつ、圧倒的なな表現力。ビーバップはジャンプからではなく、マガジン系のヤング・マガジンにその姿を現したのでした。ジャジャジャーン!!
ジョーや飛雄馬も、頼もしい後輩の登場に胸をなでおろしたんじゃないでしょうか。
確かに、単純にコミックスの発行部数だけを指標にすれば、ビーバップより上の作品はいくらでもあります。しかし、あらゆるマスメディアを通して、いわゆる社会現象として成立し得る作品はそうはないんじゃないでしょうか?
主人公のヒロシとトオルを始め、菊リン、山田敏光、チャッピー江田、カメマン等、魅力的なキャラが数多く登場するツッパリ漫画の金字塔、ビー・バップ・ハイスクール。もし、もしもしまだ読んだことがないという方がいらっしゃいましたら、絶対にお勧めします。 次回第2部をお楽しみに!!
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