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怪談人間時計「何じゃこりゃあ⁉」

 今回は徳南晴一郎先生「怪談人間時計」をご紹介します。元々は1962年に貸本漫画(今でいうレンタルコミックス)として世に出た作品ですが、1996年に太田出版から復刻版が出たことによって一気にその名が広まりました。現在でもほぼ主要なオンラインで電子版が購入できます。ということでこの「怪談人間時計」、様々なサイトで取り上げられているため、ちょっと漫画に詳しい方にとっては今さら取り上げるまでもない作品と思われてしまいそうですが、他のサイトではあまり語られていない私の体験談を交えて解説したいと思います。

 ストーリーはこうです。時計屋の一人息子タダシ少年が下校途中に自転車に衝突され、野次馬にたかられます。そのことが原因で人間嫌いになってしまった彼は登校拒否児童になってしまいます。そこで家庭教師を雇うことになるのですが、この家庭教師がタダシ少年のほっぺたをつねるという理由でクビになります。そして二人目の家庭教師が来るのですが、この人物が問題で…。あとはネタバレになるのであらすじはここまでにします。っていうか「何じゃこりゃあ!?」です。よくわからないストーリー展開、それに加えデッサンが狂ってるような画風。かつてこの作品を評して、「デッサンが狂っているというよりも狂った世界を正確にデッサンしている」といった人がいたのですが、まさにそんな感じ。

 実はこの「怪談人間時計」、太田出版版の前にも一度「駒絵工房」なる謎の出版社から450部限定で復刻版が出されていて、(この事実もかなりの方が知ってらっしゃるようなのですが)私はこの駒絵工房版でこの作品の存在を知りました。当時、この駒絵工房版は一般の書店には流通していなかったように思います。では私はどこで購入したのかというと、当時、早稲田にありました「現代マンガ図書館(現在は千代田区)」ででした。この「現代マンガ図書館」、会員になると「漫狂」なる小冊子を貰えて、その最終ページに「復刻版人間時計」の広告が出ていたのです。今までに見たことがない感じの作品だと妙な魅力を感じ、図書館内で販売されていたものを即買いしました。「復刻版人間時計」に掲載されていた「駒絵工房」の住所は「現代マンガ図書館」と同じでした。つまり、これって「現代マンガ図書館」が販売元だったのかなと思いました。  最後になりますがこの「怪談人間時計」、貸本漫画から始まり二度の再版を得て電子書籍化、こういうのってあまり例がないんじゃないでしょうか。何かの因縁のように現代まで脈々と受け継がれている。この事実が一番怖いです。皆さんも機会があれば一度はお読みになる価値がある作品だと思います。っていうか「何じゃこりゃあ!?」です。

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