
今回は世に乱立する「ツッパリ漫画」の歴史を個人的に考察したいと思います。あくまで個人の見解です。
まず、この分野を開拓された方をご紹介させていただきます。皆さんがご存知の「サラリーマン金太郎」をお書きになられた本宮ひろ志先生こそがその祖でいらっしゃるのではないでしょうか。先生は「男一匹ガキ大将」という作品でその名を世に轟かせましたが、この漫画が現在まで続くツッパリ系漫画のルーツだと私は思うのです。実を言いますと、私自身はこの「男一匹ガキ大将」をあまり読んだ記憶がなく、単行本を一冊持っていた程度なので、多くを語ることはできないのですが、この作品、単なるケンカ等を扱ったものではなく、かなり重厚なストーリー展開になっておりまして、ある意味においては壮大なスケールで描かれていく作品群のルーツであるともいえるのかもしれません。「硬派銀次郎」など、先生の作品はケンカが強く男気があるいわゆる、男の憧れ的な存在の主人公が多く、全体を通してもやっぱり本宮先生がこの分野の祖でいらっしゃるのは間違いないのではないでしょうか。
そのシリアス路線をある種の笑いに変えたのが、どおくまん先生の「嗚呼!!花の応援団」だったと思うのです。この「嗚呼!!花の応援団」、映画化されたり、プラモデルが発売されたり、主題歌がつくられたりと、当時は社会現象になるほどの大人気でした。先生の作品はツッパリ路線なんだけれども、非常にギャグ色が強いものが多く、ツッパリ漫画の歴史を変えた、というよりも支えた、偉大なる功労者だと思います。
そしてその流れを変えたのが、皆さんがご存知の「ビーバップハイスクール」だったのではないでしょうか。作家は申し上げるまでもなく、きうちかずひろ先生です。多分に漏れず私も大・大・大好きな漫画で、ファッショナブルなタッチ、シリアスかつコミカルなストーリー展開、何度も映像化されたまさにコミック史に残るレジェンドです。今でもその人気は衰えておらず、主人公のヒロシとトオルは大忙しで活躍しているようです。嬉しい限りです。
以上、簡単にツッパリ漫画の歴史を振り返ってみましたが、冒頭に申し上げたようにこれはあくまで個人的な見解でございます。そこをご考慮いただいたうえでご参考にしていただけましたら幸いでございます。
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