
今回は梶原一騎・辻なおき両先生原作の「タイガーマスク」を取り上げたいと思います。超有名な作品であるがゆえにネット等で語りつくされてる感もありますが、個人的に大好きな作品なので色々と述べてみたいと思います。
この「タイガーマスク」ですが、実は「原作版」と「アニメ版」では内容が異なる部分も多く、特に最終回に至っては全く違ったストーリー展開になっております。しかしながら、そのコンセプト、作品の根底に流れる「愛」の部分に関しては「原作版」「アニメ版」とも共通しており、本作が名作である最大の理由がここにあるように思います。
悪役レスラー養成所・虎の穴出身の伊達直人(タイガーマスク)が借金を抱えた孤児院「ちびっこハウス」を救うため、ファイトマネーの半額を納めるという虎の穴の掟を破り、逆に虎の穴を敵に回し次々と送り込まれてくる刺客と戦っていくというのが本作の大筋です。当初、悪役レスラーとして反則の限りを尽くしていたタイガーでしたが孤児たちに、たとえどんなに人生が厳しく苦しくても、正しく生きなければならないということを体で教えるため、正統派レスラーとして生まれ変わり、悪役レスラーたちに正々堂々と立ち向かっていく…。
ルール無用の悪党相手に孤児たちのために反則なしで戦うタイガー。これほど重い十字架を背負ったヒーローもいないんじゃないでしょうか。子供の頃は、単にヒーローとしてのタイガーマスクが好きだったのですが、年を重ねるうちに主人公・伊達直人の人間性というか、その信念に貫かれた男としての生き様に感動を覚えるようになりました。ですので次回のスポコン漫画はこの「伊達直人」にスポットを当ててお届けしたいと思います。お楽しみに。
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